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上歩・弓歩と野馬分鬃に関わる呟き

最近はブログを離れ、Twitterで呟くことが多い。

呟きが消えてなくなるのももったいないので、残すために羅列してみた。

初回は『上歩』『弓歩』と『野馬分鬃』に関連するもの。

上歩(シャンブー)の要領

出す足は、軸足の態勢を崩さず、届く所に着地。

接地後、出した足を元に戻そうと思えば戻せる。

初心者はとかく通常の歩行の様に軸足を前に倒して遠くに足を出す

上歩の要領

初心の内は、前に出した足のつま先が外へ開きがち。

つま先を意識して進行方向に真っ直ぐ向くよう踵を着地し続けないと身につきません。

上歩の要領

右足前、左足前の其々の場合で、弓歩定式の横幅は一定にしたい。

これも意識して左右均等になる様、上歩をコントロールして繰り返し、身につけます。

左右アンバランスだと斜めに進む

上歩の要領

前に出した足の踵が柔らかく接地したら、鬆(ソン)し、足裏が踵からつま先に向け順に床に着地し ⇒ 踏実(ターシー)

弓歩(ゴンブー)の要領

弓歩を作る時大事な事の1つは、(殆ど耳にしないが)腰の高さを一定に保つこと。

上歩した時の腰の高さより高くならない、低くもならないと言う事

これにより前膝がつま先より前に出る事は無い。

弓歩の要領

上歩時の腰高を保って弓歩定式に至るには、股関節が緩み自由に動くことが必須。

これは腕の力を抜くより難しい。

野馬分鬃の手法の要領

『手を分け開く』と書いてあるし、先生もそう説明する。

当然意識は手にいく。

しかし手に意識を置いて分鬃すると動きが小さくなる。

胸·肩·上腕に意識を置き、緩め拡げた方が大きな動きとなる。

肘から先はついているだけ。

野馬分鬃の手法の要領

人のを見ていて、攬雀尾の掤と似た形をしていて気になる事がある。

掤との違いを明確にすべき

野馬分鬃の要領

野馬分鬃の定式で、腰を捻り摟膝拗歩と同じ様に臍を前に向けるのは間違い。

斜め方向を向く。

順歩と拗歩の区別を全ての式で意識することが大事。

野馬分鬃の要領

弓歩と分手の完成は同時。

何故か一致しない人が居る。

手法、歩法の個別練習も良いが、全身同時に動く練習も必要。

全部協調して1個の動作!